藤川崇のブログです。

藤川崇のブログです。

人口が増え続ける都市・深センと比べて日本は・・・。

今日も昨日に引き続き、2月下旬に行った中国・深センを思い出しながら、書いてみる。

深センは、わずか30年で人口が30万人から1400万人となり、珠江デルタ一体も含めると4000万人を超える。

ということで、深センは、東京都の人口を軽く超えている。

深センの平均年齢は30歳。

20代、30代が全人口の65%を占めており、65歳以上は全人口の2%。

数値が示すとおり、街を歩けば、若い人にしか遭遇しなかった。

深センは、いまだに人口が増えている。

 

この街を歩けば分かるが、何よりも町のエネルギーの強さ、生きる強さが半端なかった。

これが伸びゆく町、伸びゆく都市なんだなあって肌身で感じた。

 

一方、日本の人口減少に歯止めが効かない。

秋田はどうなるんだろう…。

総務省が首都圏のIT企業などを対象に地方への移住促進を促している施策?補助金があるようだが、例えば、秋田県大館市では、対象者の交通費と宿泊費が無料で移住体験ができるようだ。

果たして、これが移住に結びつくのだろうか?

そして、今は人口減の地方が手を挙げているが、あと数年すれば、ほとんどの地方が手をあげるのではないだろうか。

移住者の奪い合い?!になるんじゃない?

人口減は日本全体の問題だ。

こんな移住無料体験ぐらいでは、いっときの田舎旅行で終わってしまうだろう。

どう考えても、そこに住むと決断する材料には程遠いと思える。

総務省のやってることが中途半端に思える。

 

現状の日本は、人口減少問題が、緩やかに回復していくことなど、まったくもって見込めない。

動かなければ、衰退していくだけ。

日本の特区は、どれもこれも中途半端。

特区に住んでいる住民さえ、何をやっているのか分からなかったりする。

ハッキリ言って、中途半端な施策で、打開策が全く見えない日本。

中国・深センが人口30万人の漁村から、1400万人に増えたように、がっつりどこかを集中的に経済特区にしてみるとか、マジでドラスティックな事しないと、国全体がダメになっていくだろう。

いや、だから、今、ダメになってきているだろう。

中途半端に地方創生に補助金をいっぱいつけても、一瞬誰かが儲かるだけで、何の役にも立たない。

 

と、NHKスペシャル取材班「縮小ニッポンの衝撃」を読んで、いろいろ考えてしまった。

本当に、現在の夕張市の現実が日本の近い将来になってしまうかもしれないなと・・・。

この本、けしてポジティブにはなれませんが、現実を直視するためには、非常に大切なことだと思います。

縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)

縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)