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藤川崇のブログです。

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【書評】姫野蒼子「それも個性・・・でしょ!?」

僕は、月に5~10冊ぐらい本を読む。

なので、年間100 冊ぐらいは、読んでいる。

100冊のうち、97%は自己啓発ライフハック、スキル系の本だ。

つまり、小説は年間2,3冊ぐらいしか読まない。

今回、久しぶりに小説を読んだ。

きっかけは、Facebookでたまたま友だちになった姫野蒼子さん。

彼女は、サラリーウーマンの傍ら、ライターを兼業で10年間やってきたらしい。

今回、彼女自身初の作品として、電子書籍Kindleで出版した。

友だちが本を出す。

とても、興味が湧いた。

なぜかといえば、僕も夏までには、Kindle出版をしたいと思っているからだ。

僕が出したい本は、「WEBマーケティング系」「自己啓発系」「ドローン関係」の3つ。

ドローン関係に関しては、出版社に持ち込み、紙の書籍として、出版したいと思っている。

それ以外の2つは、Kindleでそれぞれ出版する。

僕の話は置いておいて、姫野さんの処女作「それも個性・・・でしょ!?家族になるってこういうこと、かも」を書評させていただく。

まえがきを読んだ。

サリーとアンがボールを箱に入れた・・・?

よくわからない(^O^;)

小説系の出だしって、実にわかりづらい。

それが、読み進めれば、「なるほど、そういうことか!」と分かってくることは、もちろん分かっているのだが、結論を先に求める性格の僕からすると、「はっきりしろや!」って思っちゃう。

とは思いつつ、ページを進めた。

内容としては、家族と親戚の話しをベースに互いの性格や個性がお互いをカバーしあっているというものだった。

伊藤家の長女は、伊藤真紀

真紀の弟、陸は麻貴という姉と同じ名前の女の子と結婚する。

つまり、「いとうまき」が二人。

家族は、姉の真紀を「おおまき」、嫁の麻貴を「こまき」というあだ名で呼ぶことになった。

「おおまき」と「こまき」の性格は正反対。

「おおまき」は、人の感情に敏感で、嫌なくらい空気が読めるタイプ。

「こまき」は、鈍感で、空気が全然読めないので、悪気は無いのに人の気持ちを落胆させてしまうことがしばしばあるようだ。

この二人がベースで、物語は展開されていく。

面白かったのは、章ごとに、主人公が変わること。

「おおまき」の目線で第一章が終われば、第二章は「こまき」の目線で始まる。

第三章はまた「おおまき」が主人公。

全体を俯瞰して思ったのは、事実は、人によって変わるということだ。

人はそれぞれ、自分の眼鏡をかけている。

僕は僕のメガネ、他人は他人のメガネ。

つまり、各々人によって感じ方、捉え方が変わってしまうということだ。

心の底から、お互いに分かり合うことって永遠にないのかもしれない。

いや、無いだろう。

相手の心の奥底までは、どんなセラピストや心理学者でも、占い師でも分かるはずがない。

相手の心の奥底、つまり本心は絶対に分からないものである。

だから、相手のことを考えすぎない事が大切だ。

相手のことを考えている暇があったら、自己を見つめることだ。

世の中は、自分の心さえ、ちゃんとわかってない人が多い。

まずは、自分自身と対話することが大切だ。

と、話が段々、藤川崇独特の自己啓発になってきてしまったが・・・(^O^;)

姫野さんの今回の作品は、小説ベースの自己啓発、いやプチ心理学だと思った。

後半になるにつれて、実に読みやすく、興味深い作品だなって思った。

最近、よく耳にする「エンパス」「アスペルガー」のことも触れている。

エンパスは、日本人5人に1人。

アスペルガーは、日本人4000人に1人。

病気なのか?と問われれば、僕は病気ではない、と思う。

そういう傾向が強いというだけにすぎない、と思うんだ。

それをクスリで治そう、抑えよう、という考え方が間違っている。

それは、個性なのだ!

それが、その人の売りなのだ!

それを、平均的な、同じような日本人にしたほうが周囲に迷惑がかからないからと、薬で抑制するとすれば、大きな間違いである、と僕は断言する。

ということで、家族関係がちょっとうまくいってないとか、友人関係、がうまく行ってないなと思う人は読んでみてください。

自分が勝手に思っている他人は、自分をどう見ているのか?という視点が持てるかもしれません。

そして、他人がいるからこそ、自分が生かされている、ということに気づける作品です。

人生は、気づきと学びの連続です。

嫌だ、苦手だ、と思っている人にこそ、あなたの学びがあります。

そこが、あなたの課題です。

あなたに持っていないパズルのピースを持っている人。

ひとつずつパズルのピースを埋めていきましょう。

そんなことを気づかせてくれる、素敵な本でした😉