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藤川崇のブログです。

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8年連続、全国学力テスト1位の弊害。

www.sakigake.jp

昨日の秋田魁新報のこの記事、ようやく出てきたかって感じでした。

この記事から読み取れるのは、とどのつまり、校長も先生も学力テストの必要性を感じていないのではないか、ということです。

むしろ逆か。

必要性を感じているから、通常の授業を削ってまでも学力テストの過去問を解かせたり、説明をする授業を費やすのかな。

しかし、それはなんのためにやっているのでしょうか。

生徒のためでしょうか?

学校のためでしょうか?

秋田県のためでしょうか?

それとも、自分のためでしょうか?

そもそも論として、学力テストで一番になることが目的なのでしょうか?

benesse.jp

(1)義務教育の機会均等や一定以上の教育水準が確保されているかを把握し、教育の成果と課題などの結果を検証する

(2)教育委員会及び学校が広い視野で教育指導等の改善を図る機会を提供することなどにより、一定以上の教育水準を確保する

 

www.nhk.or.jp

“学力テスト神話”に陥らないこと。つまり、「学力テストの結果がいい学校こそ上位校」というレッテル貼りをしないことです。このことは、学力テスト導入の時点から懸念され続けてきました。そもそもペーパーテストで測れるのは学力の一部にしか過ぎません。そんなテスト入試で頼ろうということ自体、安易な発想だと思います。テストの結果が一人歩きすることがないよう、学力テスト導入の原点を、各自治体や教育委員会、それに保護者も再認識する必要があります。

 

僕は学力テストで一番になることが目的だとは思いません。

学力テストは今まで勉強してきたことに対して、自分は全国でどれぐらいの順位なんだろう?という自分のポジションを確かめることが目的ですよね。

もっと言えば、全国での自分の順位を確かめた上で、自分の長所をもっと伸ばしてみたり、短所を是正してみたいする、そのためのものであり、個々の学力そのものの底上げこそが、本来の目的ではないでしょうか。

なのに、秋田県は毎年全国1位だから、今年も1番にならなきゃいけないって、一番になることが目的化されてませんか?

よし!今年も学力テスト1位に向けて過去問やるぞ!

待ってください(^_^;)

それ、違いますから!

正直言って、間違った指導方法だと思います。

1番になることは、目標であって、本来の目的ではない。

この時点で本質を見誤っています。

アンケートに答えた先生や校長先生の回答を覧る限り、今回の魁の記事から現場の声を聞いた限りにおいて、皆さん、なんとなくなんか違うんだよな、という違和感を感じているのではないか、と思いました。

秋田県教育委員会の回答として、魁新聞の記事では、下記のように書かれています。

県教委は「過去問題を解くことで正答率を上げるよう指示したことはない」とした。

それは、そのとおりだと思いますよ。

ただ、無言の圧力を感じていたんじゃないですかね、校長先生たちは。

そして、先生たちは校長先生の圧力を感じていたと推測します。

なぜか?

それは、それぞれ自らの出世のため、それだけでしょう。

いや、それはちょっと言い過ぎですね、すみません。

しかし、周囲の学校が秋田県全体の1番に貢献している中で、自分たちが足を引っ張るわけにはいかない、そういうプレッシャー以外なにものでもないのではないでしょうか。

これって結果エントリーしすぎていて、超ノンフローですね。

もちろん、全部の小中学校がそうではないと思います。

アンケートの一部でしょうから、他の回答を見ないかぎり、全体把握はできません。

今回の記事を見る限りにおいて、これって結局、生徒のためを装った自己保身なんですよね。 

そうなってしまうのは、ある意味仕方ないことですよね。

学力テストの仕組み上、仕方ない。

もともと懸念されていた、とても悪い部分が出ています。

しかも、秋田県は毎年1番だから、そういうやり方になっちゃう。

「今年も一番にならないといけない。二番になることは許されない」

それが、子どものためになっているとは、全然思えません。

むしろ、悪影響。

この指導方法だと、試験問題も人生も解ける問題だけやっておけばOK!になりゃしませんかね?

人生で目の前に難しい問題が出現したときに、分からないからやーめったって出来ませんよね?

ハッキリ言わせていただきます。

もう学力テストは不要なんじゃないでしょうか。

もしくは、あと2年がんばって全国1位とって、秋田県は10年連続で全国1位を達成したので、殿堂入り決定!

次の年からは学力テストに参加しないってことでいいんじゃないでしょうかね。

 

小学校では平成32年度から、中学校では平成33年度から、高校は平成34年度以降から、新指導要領が実施されます。

www.sankei.com

素案は、日本社会を「将来の予測が困難な複雑で変化の激しい社会」と位置付けた上で、育成すべき能力として、(1)主体的な判断(2)議論を通じて力を合わせること(3)新たな価値の創造-の3つを提示。物事を多角的・多面的に吟味する論理的思考のほか、自国文化や異文化への理解を教育することの必要性を強調した。

これについては両手を上げて賛成です。

むしろ、もっと早く導入すべきと考えます。

現在の学校教育では、(1)主体的な判断(2)議論を通じて・・・(3)新たな価値の創造、について全く対応できないでしょう。

論理的思考など、皆無。

特に、国語の教え方がマチマチですからね。

作文の書き方がマチマチですから。

先生の力量により、子どもたちの学力に差が出ます。

だから、デキる子は出来る、出来ない子は出来ない、になっちゃいます。

これからの時代、必要なのは、「論理力」「コミュニケーション力」「クリエイティブ力」の3つです。

この3つを鍛えれば、他の分からないことはグーグル先生で検索すればOKです。

↑ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、基礎学力があれば、あとはGoogle先生でOKです。

 

僕も含めて、まずは、大人たちが「日本語の規則」を学ぶべきと思います。

以下の動画は、受験生のカリスマと言われた出口汪先生と、出版プロデューサーの長倉顕太さんの「論理力」についての対談動画です。

是非、ご覧ください。

ネット社会全盛の今だからこそ、テキストの書き方が大切です。

(僕としては、長倉顕太さん推しではございません。出口汪先生推しです。)

www.youtube.com

 

出口汪先生の公式サイトでは、様々な方たちと出口先生が「論理力」について対談されています。

下記リンクでは、「思考停止大国、ニッポン」というテーマで対談されています。

田原総一朗 『思考停止大国、ニッポン』

 

出口汪先生の最新著作を是非ご覧ください。

特に教育関係者の皆様に読んでいただきたいです。

日本の教育の危機はどこにあるか

日本の教育の危機はどこにあるか

 

 

 併せて、僕の記事も読んでください(^o^)

 

一億総パブリッシャー時代の今、一番最初に覚えるべきスキルは「論理力」です。

主観のみではなく、客観的に他者意識をもって、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことが大切です。

この基礎があれば、他の教科を伸ばすことが可能です。

木で例えれば、「論理力」は木の幹です。

それ以外の教科は枝葉です。

本質である「論理力」を鍛えれば、枝葉である他の教科も順次アップします。

 

 小学生のお持ちの親御さんにはこちらの書籍をオススメします。

子どもの頭がグンと良くなる!国語の力

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私ではなく、全ては公のために。